BLOG ブログ

やりたいことが見つからない人に共通する5つの思い込み|本当にやりたいことの見つけ方

ブログ

2026.09.06

サムネイル

はじめに

「本当にやりたいことを見つけたい」

そう思って、本を読んだり、自己分析をしたり、転職サイトを眺めたりしている。

それでも、なかなか答えが見つからない。

そんな状態が何年も続いていないでしょうか。

私自身、社会人になってから約10年間、「自分は何がしたいのだろう」と悩み続けました。

その間、10個以上の資格を取得し、転職も経験し、興味を持ったボランティアにも参加しました。

資格取得だけでも使ったお金は177万円。費やした時間は1,660時間です。

当時の私は、

「まだ行動が足りないんだ」

「もっといろいろ経験すれば、そのうちやりたいことに出会える」

と思っていました。

しかし、いくら行動しても答えは見つかりませんでした。

今振り返ると、問題は行動量ではありませんでした。

「やりたいこと」に対する考え方そのものが間違っていたのです。

やりたいことが見つからない人の中には、無意識のうちにいくつかの「思い込み」を持っている人がいます。

そして、その思い込みが強ければ強いほど、真剣に探しているのに答えから遠ざかってしまうことがあります。

今回は、私自身の経験やこれまでキャリア相談を行ってきた中で感じた、やりたいことが見つからない人に共通する5つの思い込みについてお伝えします。

「本当にやりたいことの見つけ方」を探し続けている方にこそ、一度読んでいただきたい内容です。

思い込み①「本当にやりたいこと」は一つしかない

最初の思い込みは、

「自分には、たった一つの本当にやりたいことがある」

というものです。

「これこそが自分の天職だ」

「自分はこの仕事をするために生まれてきた」

そんな答えを見つけなければならないと思うと、やりたいこと探しは途端に難しくなります。

なぜなら、目の前に興味のあることが現れても、

「本当にこれなのか?」

「もっと自分に合うものがあるのでは?」

と疑ってしまうからです。

私もそうでした。

少し興味を持ったものがあっても、「これを一生続けたいか」と考える。

すると自信を持ってYESと言えない。

だから「これは違う」と候補から外す。

そんなことを繰り返していました。

しかし、今は「やりたいこと」を一つの職業名で決める必要はないと考えています。

たとえば、

「人の可能性を広げることに関わりたい」

という思いがある人なら、その実現方法は一つではありません。

教師かもしれない。

人事かもしれない。

キャリア支援かもしれない。

マネジメントかもしれない。

同じ思いを満たせる仕事は複数あります。

つまり、探すべきなのは、

「唯一の職業」ではなく、「自分は何を大切にして生きたいのか」

なのです。

思い込み②「心から好きなこと」を仕事にしなければならない

2つ目は、

「本当にやりたいこと=大好きなこと」

という思い込みです。

やりたいことを探そうとすると、

「好きなことは何だろう?」

「時間を忘れて夢中になれるものは?」

と考える人は多いと思います。

もちろん、好きなことを考えること自体が悪いわけではありません。

ただ、それだけで仕事を考えると、答えが見つからないことがあります。

たとえばゲームが好きだからといって、ゲーム業界で働くことが自分に合っているとは限りません。

旅行が好きだからといって、旅行会社で働けば充実するとも限りません。

大切なのは、

「何が好きなのか」だけではなく、「なぜそれが好きなのか」

まで掘り下げることです。

私は「やりたいこと」を考える際、

価値観×興味関心

という考え方を大切にしています。

何に興味があるのか。

そして、それを通じて何を満たしたいのか。

この2つが重なったとき、「自分が本当にやりたいこと」の輪郭が少しずつ見えてきます。

好きなことばかり探して余計に迷ってしまう理由については、別の記事でも詳しく書いています。

→関連記事:「やりたいことがわからない人ほど『好きなこと探し』をやめた方がいい理由」

思い込み③「やりたいことが見つかってから行動する」

3つ目は、

「答えが決まったら行動しよう」

という思い込みです。

これは一見、とても合理的に思えます。

転職するなら、自分のやりたい仕事を明確にしてから。

副業するなら、自分に向いていることを明確にしてから。

しかし、ここには大きな落とし穴があります。

どれだけ自己理解を深めても、

「実際にやってみたら自分がどう感じるのか」

までは完全にはわからないからです。

頭の中で考え続けて100%の確信を得ようとすると、いつまで経っても行動できません。

だから必要なのは、

「決めてから動く」

だけではなく、

「仮説を立てて、小さく試して、確かめる」

という考え方です。

興味のある分野の人に話を聞いてみる。

休日にイベントへ参加してみる。

小さく副業してみる。

ボランティアをしてみる。

資格を取る前に、その資格を使って働いている人に会ってみる。

こうした小さな行動から、

「思ったより楽しい」

「興味はあったけど、仕事にしたいわけではなかった」

という情報が得られます。

本当にやりたいことは、最初から完成した答えとして見つかるのではなく、
仮説と検証を繰り返しながら解像度を上げていくものだと私は考えています。

思い込み④「今までの経験の延長線上から選ばなければならない」

30代になると特に強くなるのが、この思い込みです。

「せっかく10年間この仕事をしてきたから」

「今まで身につけたスキルを捨てるのはもったいない」

「未経験の仕事に行ったら年収が下がるかもしれない」

こう考えるのは自然なことです。

ただ、ここで注意したいのは、

「これまでやってきたこと」と「これからやりたいこと」は別の問題

だということです。

過去10年間続けてきたからといって、次の10年間も続けなければならないわけではありません。

逆に、これまで経験したことを全部捨てる必要もありません。

重要なのは、職歴そのものではなく、

「これまでの経験の中で、どんな瞬間に充実感があったのか」

を見ることです。

たとえば営業を10年間してきた人でも、

契約を取ることが好きだったのか。

顧客の悩みを聞くことが好きだったのか。

後輩を育成することが好きだったのか。

チームで目標を達成することが好きだったのか。

同じ「営業」という経験でも、充実感の源泉は人によってまったく違います。

過去のキャリアは、未来を縛るものではありません。

自分を知るための「データ」

として使えばいいのです。

思い込み⑤「やりたいことを見つければ、迷わなくなる」

最後は、

「本当にやりたいことさえ見つかれば、人生に迷わなくなる」

という思い込みです。

私も昔はそう思っていました。

やりたいことが見つかれば、霧が晴れる。

進むべき道が一本に決まり、もう悩まなくなる。

そんな状態を想像していました。

でも実際は違いました。

やりたいことが見えてきても、

「本当にできるのか」

「失敗したらどうしよう」

「今の安定を手放していいのか」

という別の迷いは出てきます。

人生から迷いを完全になくすことは難しいと思います。

だから必要なのは、

「迷わない人生」をつくることではなく、「迷ったときに戻れる自分なりの基準」を持つこと

です。

その基準になるのが「自分軸」です。

自分は何を大切にして生きたいのか。

どんな状態に充実感を覚えるのか。

逆に、何が満たされないと苦しくなるのか。

これらがわかっていれば、迷ったときにも、

「世間的にどちらが正しいか」

ではなく、

「自分にとってどちらが合っているか」

で考えられるようになります。

本当にやりたいことの見つけ方は「正解探し」から降りること

こまで5つの思い込みを紹介しました。

やりたいことが見つからないと、

「もっと自己分析しなければ」

「もっといろいろ経験しなければ」

と思いがちです。

でも、その前に一度確認してみてください。

あなたは、

「唯一の正解を見つけなければならない」

と思っていないでしょうか。

本当にやりたいことを見つける第一歩は、職業を探すことではありません。

まず、

「自分は何を大切にして生きたいのか」

を知ることです。

そして、

興味関心と価値観が重なりそうな選択肢を小さく試してみる。

その結果を振り返り、また自分について理解する。

私は、この繰り返しが「本当にやりたいことの見つけ方」だと考えています。

もし、

「そもそも、なぜ自分はやりたいことがわからなくなったのだろう」

と感じている方は、

以下の関連記事(「30代で『何がしたいかわからない』と感じる原因|答えが見つからない本当の理由と抜け出す方法」)

も読んでみてください。

また、「やりたいこと」だけではなく、

「このまま今の仕事を続けるべきなのか」

「転職した方がいいのか」

「どうすれば自分軸を持てるのか」

まで整理したい方は、以下の記事(〖完全版〗30代で「このままでいいのか」と悩む人へ|本当にやりたいことを見つけて、自分軸で後悔しない転職をする方法)
で体系的に解説しています。

▶関連記事①:30代で「何がしたいかわからない」と感じる原因|答えが見つからない本当の理由と抜け出す方法

▶関連記事②:【完全版】30代で「このままでいいのか」と悩む人へ|本当にやりたいことを見つけて、自分軸で後悔しない転職をする方法

私も10年間、「正解」を探していました

私は10年間、やりたいことがわからずに悩み続けました。

今振り返ると、あの頃の私は怠けていたわけではありません。

むしろ逆です。

かなり真剣に探していました。

資格を取る。

転職する。

興味のあることを試す。

本を読む。

それでも答えは出ませんでした。

なぜなら、

「何をすれば正解なのか」ばかり考え、「自分は何を大切にしたいのか」をほとんど考えていなかったからです。

もし今、あなたが何年も「本当にやりたいこと」を探し続けているなら、さらに新しい選択肢を増やす前に、一度立ち止まってみてもいいかもしれません。

探す対象を「仕事」から「自分」に変えてみる。

そこから見えてくるものがあります。

「このままでいいのか」と悩み続ける毎日を終わらせませんか?

セッションの様子

もし今、

「本当にやりたいことがわからない」

「一人で考えていると、いつも同じところで止まってしまう」

「転職する前に、自分が大切にしたいことを整理したい」

と感じているのであれば、一度、自分自身についてじっくり整理する時間を取ってみてください。

Life Carrier Coachingでは、答えをこちらから教えるのではなく、対話を通して、あなた自身の価値観や興味関心、これまでの経験を整理し、自分なりの答えを見つけていくサポートをしています。

「このままでいいのか」と悩んでいる時間を、

「これからどう生きたいか」を考える時間に変えてみませんか。

まずは、体験コーチングからご相談ください。

▶体験コーチングの申込はこちら

まずは自分で価値観や興味関心を整理したい人へ

また、すぐにコーチングを受けるか迷っている方は、公式LINEでも自己理解や30代のキャリアについて情報を発信しています。

今なら、有料セミナーでも使用している自己理解ワーク(価値観リスト、好きな動詞ワーク)を無料でプレゼントしています。
以下のリンクからお受取りください。

あなたが「正しい人生」ではなく、

「自分が納得できる人生」

を選ぶためのきっかけになればうれしいです。

▶公式LINE(自己理解ワーク無料プレゼント)への登録はこちら

この記事をシェアする