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「やりたいことがわからない」を抜け出す方法~価値観と興味関心から導く、後悔しないキャリアの見つけ方~

スタッフブログ

2026.04.15

はじめに

「このまま今の仕事でいいのだろうか」
「やりたいことが分からないまま、時間だけが過ぎていく」

20代後半から30代にかけて、多くの人が一度はこうした悩みに直面します。
ある程度の経験を積み、周囲と比較する機会も増え、「このまま進む未来」に違和感を覚え始める時期だからです。

しかし、安心してください。

やりたいことが分からないのは、あなたの能力や努力不足ではありません。
むしろ、それは「自分の人生を真剣に考え始めた証拠」です。

本記事では、「やりたいこと=不足している価値観 × 興味関心」という考え方をもとに、自分らしいキャリアを見つけるための具体的な方法をお伝えします。

なぜ「やりたいこと」は見つからないのか

多くの人がやりたいことを見つけられない理由はシンプルです。
それは、「外側」から探そうとしているからです。

・年収が高い仕事
・安定している業界
・周囲から評価される職業

これらは確かに重要な要素ですが、それだけで選んだ仕事は、いずれ限界を迎えます。
なぜなら、人の満足度を決めるのは「条件」ではなく、「価値観が満たされているかどうか」だからです。

つまり、やりたいことを見つけるためには、まず自分の内側にある「価値観」と「興味関心」を言語化する必要があります。

ステップ①:価値観を明確にする

価値観リストの結果

まず取り組んでほしいのが「価値観の棚卸し」です。

価値観とは、あなたが人生において「大切にしたいこと」
そして、やりたいことは「満たされていない価値観」を満たそうとする形で生まれます。

【価値観リスト】
これは、ニューメキシコ大学が行った自己省察研究をベースとした自己理解を深める方法です。以下の手順で進めてみてください。

① 自分にとって重要だと思う価値観を10個選ぶ
② それぞれの価値観の意味を自分の言葉で定義する
③ なぜそれが重要なのか理由を書き出す

完成例は上の画像の感じです。

例えば、私の場合、成長を大事にしているのですが、それは知識面であることがわかったり、成長するために孤独な時間が必要だということもみえてきます。
そして、知識面で成長して、他人に貢献したり、良い影響を与えたりすることに価値を感じています。
このように、ワークの結果を分析することで、自分にとって重要なものの順番が見えてくるだけでなく、それぞれの関係性もわかってきます。

ここで重要なのは、「人からどう見えるか」ではなく、「自分がどう感じるか」です。
例えば「成長」という価値観一つをとっても、

・スキルを高めること
・自分ができることを増やすこと
・新しい経験をすること

など、人によって意味は異なります。
この違いを明確にすることが、自分だけのキャリアの軸をつくる第一歩です。

ステップ②:不足している価値観を見つける

次に考えるべきは、「その中で満たされていないものは何か」です。

たとえば、
・成長したいのに同じ業務の繰り返し
・貢献したいのに顧客の顔が見えない
・自由に働きたいのに裁量がない

こうした“ズレ”があると、人はモヤモヤを感じます。
そして、この「不足感」こそが、やりたいことの正体です。

多くの人は「何がやりたいか分からない」と言いますが、
実際には「何が満たされていないか」に気づいていないだけなのです。

ステップ③:興味関心を言語化する

好きな動詞ワークの結果

価値観が「目的」だとすれば、興味関心は「手段」です。
ここでおすすめなのが「好きな動詞ワーク」です。

好きな動詞ワーク
このワークは、森岡毅さんの著書『苦しかったときの話をしようか』で紹介されている内容です。今回は、このワークをベースに、私がアレンジをしたやり方をご紹介します。

① 好きな行動をできるだけ具体的に書き出す
(例:人と深く話す、本を読む、考える、教える)
② 共通するキーワードを見つける
③ 組み合わせて仕事の形にする

例えば、
「考える × 人 × 話す × 教える」
→ コーチ、講師、カウンセラー
「分析する × データ × 課題解決」
→ コンサルタント、マーケター

このように、「やりたいこと」は最初から一つの職業として見つかるわけではなく、要素の組み合わせとして見えてきます。

見本として、私の結果も掲載しておきます。(上の画像です)

ワークが難しい人へ:5つの問い

「いきなり書き出すのは難しい」という方は、以下の問いに答えてみてください。

【価値観を探る質問】
 ①子どもの頃からよくやっていたことは何ですか?
  その活動からどのようなことを得られていたから楽しかったと思いますか?
 ②やっていて意味を感じることは何ですか?その活動はあなたにとってどのような意味がありますか?
 ③生きている中で大切にしたいことは何ですか?
 ④好きな名言は何ですか?
 ⑤死ぬときにどんな人だったと言われたいですか?

【興味関心を探る質問】
 ①頭の片隅にはあるけど、お金や時間を理由に手を出せていないことは?
 ②本屋でよく行くジャンルの棚は?
 ③これまでで最も長期間悩んだことは?
 ④最も深刻だと思う社会課題は?
 ⑤あなたが輪の中に入りたいと思う会話はどんな内容?

これらの問いには、あなたの価値観や興味関心のヒントが詰まっています。

キャリアに迷うあなたへ伝えたいこと

ここまで読んで、「やることは分かったけど、正直めんどくさい」と感じたかもしれません。

その感覚はとても自然です。
なぜなら、これらは“正解がない問い”だからです。
そして、自分と向き合うことは、時にエネルギーを必要とします。

しかし、ここで一つだけ覚えておいてほしいことがあります。

キャリアは、偶然ではなく“設計”できるものです。

何となく選んだ仕事を続けるのか。
それとも、自分の価値観に基づいて選び直すのか。
その差は、5年後、10年後に大きな違いとして現れます。

最後に:やりたいことは「見つける」ものではない

やりたいことは、どこかに落ちているものではありません。
自己分析をすれば突然ひらめくものでもありません。

それは、
「自己理解を深めて、不足している価値観に気づき、それを興味関心と掛け合わせる」
このプロセスを通じて「つくっていくもの」です。

もし今、あなたがキャリアに迷っているなら、それはチャンスです。
これまで無意識に選んできた人生を、
「自分の意思で選び直すタイミング」が来ているということだからです。

次の一歩を踏み出したいあなたへ~体験コーチングのご紹介~

体験コーチングのサムネイル

とはいえ、一人で価値観を深掘りし、言語化するのは簡単ではありません。
多くの人が途中で手が止まってしまいます。

もし「自分一人では難しい」と感じたら、対話を通じて整理するのも一つの方法です。
言葉になっていない感覚を引き出し、
あなた自身も気づいていなかった本音にたどり着くことで、
キャリアの方向性は驚くほどクリアになります。

「このままでいいのか」と感じている今こそ、
自分の人生に向き合うベストなタイミングです。
あなたが納得できるキャリアは、必ず見つかります。

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