また、価値観がわかったことで、自分の人生のミッションを言語化することもできました。
以下が私の人生のミッションステートメントです。
「自らの強み・経験・スキルを活かし、自らの生活を充実したものにしたい、人生を切り拓きたいと考えている人々を支援する」
価値観と人生のミッションを言語化できたことで、自分にとって大事なものとそうでないものがわかり、何に労力、時間、お金を使うべきかが明確になったことで、人生の充実感が増しただけでなく、毎日が生きやすくなりました。
また、価値観や人生のミッションを明確化したことで、ふと25歳のときに大学の後輩から言われた言葉を思い出しました。
「先輩、絶対これ興味あると思います」
そう言って紹介してもらったのが、コーチングでした。
いろいろ勉強していたにも関わらず、コーチングを勉強しようとは25歳の自分は思わないまま月日が流れ、不思議なことに、9年ぶりに思い出したのです。
そこから、コーチングを調べていく中で、「自分が興味のあること、これから突き詰めたいことはこれだ!」と思えました。価値観と人生のミッションがわかった状態だったからこそ、そう感じたのだと思います。
気が付けば、2か月後にはスクールに入学し、コーチングを本格的に学び始めていました。
上記の話で私に起こったことは、「自分自身と対話し、行動すればやりたいことが見つかるという今までの考えから脱却したこと」「ワークを通して様々な視点の問いを自分に投げかけたことで、内省が深まったこと」の2点ですが、これは、コーチがクライアントに様々な視点から質問等を行い、クライアントに気づきが生まれるというコーチングのプロセスと同じだったのです。
つまり、私は知らず知らずのうちに、自分に対してコーチングを行っていました。
その結果、価値観や人生のミッションを言語化でき、それを契機として、コーチングを思い出すといった気づきの連鎖が生まれました。
コーチングの効果を得られたからこそ、10年間悩んでいたことを数か月で解決することができました。